ジグザグファクトリー


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 とあるバーに変わったオブジェがあるという噂は、一部では有名な話だった。

 私がその噂のバーに着いたのは、もう日も暮れる頃だった。はやる気持ちを抑えながら、鉄製の戸を開けた。そこは重厚な石造りの壁に囲まれた、暗い感じの バーだった。

 カウンターに座り、酒を注文した私は、店内を見回し、すぐさま店の奥にある壁に注目した。そこには四肢のない、美しい全裸の女性が、両腕の途中から取り 付けられた鎖で天井から吊るされていた。

 彼女は私の視線を感じると、少し微笑んだように見えた。店内にいる数人の客は、彼女を特別気にしている様子もなかった。彼女はごく自然にその場に飾られ ていた。私は酒を片手に彼女に近づいた。

 彼女の手足は綺麗に切断されていた。鎖の接合部分も、見事に処置されていた。両腕を吊るされた格好はかなり苦しいはずだが、彼女はうっすら微笑んだま ま、ゆっくり呼吸していた。私は彼女の前の椅子に座り、その姿を何時間もただ眺めた。
オブジェ








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