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「こちらがその作品です」
 案内されたギャラリーには所狭しと美術品が置かれていたが、その中でも一際目を引く作品、というより一人の女性を紹介され た。女性は四肢を切断された身体を台座の上に固定され、窮屈そうなラバー製の衣装と金属製の器具や鎖で拘束されながらも、涼 しげな眼差しをこちらに向けていた。
「この作品はとある富豪が個人的に発注したものです。その富豪が昨年亡くなり、作品はオークションにかけられ、私どもの美術 館が高値で落札いたしました」
「しかしこれは、大変なものですね」私は女性の姿をまじまじと見つめながら言った。
「はい、私どもも生きた美術品の取り扱いは始めてのことでして、当初はずいぶん苦労いたしました」
「この女性は、いや『作品』は、どうやって生活を?」私は女性の周りをぐるっと廻り、ラバー製の衣装が股や尻を覆っていない ことを発見した。
「ご覧の通り『作品』は自分で食事も排泄もできません。そうした世話、メンテナンスは専門の係が行っております。この衣装は そう簡単には外せませんので」
「なるほど、そうでしょうね」私は作品のまとっている衣装に触れてみた。身体にぴったりと張り付いたラバーは、たしかにそう 簡単には脱がせそうになかった。
人体アートギャラリー
「さらに詳しい説明は、『作品』自体がいたします」
「話せるんですか?」
 館長が作品のほうを見ると、作品はこちらにうっすらとした笑みを投げかけた。
「初めましてお客様、私はサーシャと申します。私自身の説明をさせて頂きます」
「……ああ、よろしく頼むよ」私は作品(サーシャ)が話せることに驚き、さらに名前まで名乗ったことに戸惑った。私の想像で は、おそらく声帯を切除されて話せなくされた上、精神も壊れているだろうと考えていたからだ。
「私の身体はご覧の通り四肢を切除してあります。外科的な手術を致しましたので、身体的には何の問題もございません。腕に通 された鎖は純金製となっており、穴は腕に直接、通っています」サーシャの腕の先にはリング状の金具が付けられ、そこから背中 側を通るように両腕の鎖が繋がれていた。サーシャは鎖が通された腕を少し動かして見せた。
「乳房は金具で絞り上げられています。多少の外科手術を行いましたが、乳房としての機能は失われておりません。乳首はゆっく りと時間をかけて引き延ばし、芯としてシリコンを挿入してあります」サーシャの乳房は中ほどが金具で絞られており、まるで カップの上に乗ったようになっていた。乳首は10cmぐらいは伸びていた。
「お腹が膨らんでいるのは妊娠ではありません。子宮や卵巣を摘出後、バルーンを挿入し液体で膨らませた擬似的なものです。女 性器には厚めの大陰唇が被っていますが、肥大化させ、シリコンを挿入した陰核(クリトリス)を含め機能は失っておりません」 女性器からピンと伸びた陰核の先には、金のリングが光っていた。
「触っても?」私は館長とサーシャに確認し、女性器を覆った大陰唇を指でめくってみた。内部はサーモン色の小陰唇に包まれ、 尿道と膣口がやや大きめの穴を晒していた。
「いかがでしょうか?」館長が私に訊いた。私はしばらく考え込むふりをした後、おもむろに答えた。
「明日までに、移送の準備をお願いします」
「ありがとうございます」館長とサーシャは同時に言った。








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